こんにちは!トナカイノツノのてんです。
前回の記事→【ビカクシダの胞子培養】培地による成長比較実験やってみた
今回は、培地比較実験27日目にしてカビが発生してしまったので、経過観察とカビが発生した原因について考えていきたいと思います。
目次
経過観察
現在の様子がこんな感じ。

↑成長の差が少し明確になってきました。ジフィーの方が青々としていて成長が早いです。
そして、100均の方はカビが発生しています。

↑若干白っぽくなっている部分がカビです。
カビ対策については、すでに実施済みです。
内容はこちらの記事で紹介しています。→胞子培養容器の中にカビが発生。対処法を紹介。

↑カビの発生はありません。順調に成長しています。
カビが発生した原因を考えてみる
今回、100均の培地を使用した方にのみカビが発生しました。
播種の際に行った処理はどちらも同じ。
育成環境も同じ。
容易に考えられるのは、100均培地の方に何らかの原因があったということ。
そういえば、実験とは関係なく100均培地を使用して播種した胞子もカビが発生したことがありました。
ちなみに、100均培地とジフィー培地のどちらも、播種時にはあえて除菌液の散布は行っていません。
もしかすると、ジフィーの方がもともと滅菌処理をされているだけで、100均培地の方は、除菌液の散布等が必須になってくるのかもしれないですね。

サカタノタネさん(ジフィーを作っている会社)すごい!
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まとめ
100均の培地でジフィーと同じくらい成長したら、節約できるじゃん!と思って開始した実験でしたが、雲行きが怪しくなってきました。
やはり、密閉容器を使用しない場合は除菌液の散布はしておいた方が良さそうです。
カビ対策として除菌液散布を行ったので、その効果も含めて経過観察を続けていきたいと思います。
それでは、また。
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