
こんにちは!トナカイノツノのてんです。
今回は最近仲間入りした、P.Svalの成長記録を残していきます。
我が家に届いて板付した直後の様子がこちら↓
2022.9.5


この子はタイのナーセリーさんが採取したウィリンキーで、その中でも小さ目のドワーフ選抜の個体です。
bacteriaやjade giralなどのスーパードワーフも、もともとはワイルドの個体だそうなので、ワイルド個体には夢があります。
しかし、世の中そんなに甘くはありません。
ワイルドで小さくなっている個体は、雨が当たりにくい場所などの厳しい環境で育ったことで、一時的に引き締まっているだけの可能性もあります。



それなら、胞子がついていて小さいものを選べばいいのでは?
と思っても、親株についている状態の子株は小さい状態でも胞子をつけることがあります。
現地では小さかったのに、日本で環境を整えて肥料を上げると大きくなったりということはよくあります。
しかし、そういった事情も理解したうえで私はP.Svalをお迎えしました。
なぜなら、「日本でどんな特徴になるのかは、育ててみないとわからない。」というのはとてもワクワクするから。
そんなことを思いながら日本で育てて約2週間が経過した現在の姿がこちら↓
2022.9.21




ものすごく順調に成長中です。


ドワーフかどうかというのは、貯水葉の雰囲気から大体の予想がつきますが、今のところドワーフ感はあまりない。笑


比較対象として、P.’bacteria'(spore)の貯水葉用はこんな感じです。
言葉では表現しにくいですが、通常の地willinckiiの貯水葉をキュッとした感じというか、矮性の雰囲気がにじみ出ています。
さすがにスーパードワーフほど小さくなるとは思っていないので、まだまだ様子見です。


貯水葉が展開して根が張った後の胞子葉から特徴が出てくると思うので、どのような表現をしてくれるのか楽しみに見守りたいと思います。
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