胞子培養容器の中にカビが発生。対処法を紹介。

こんにちは!トナカイノツノのてんです。

今回は、胞子培養容器の中にカビが発生したので、私が行っている対処法をシェアしたいと思います。

レッツ カビ退治!

※カビが発生した容器の写真が出てきます。苦手な方は閲覧注意です。

追記→カビが発生した胞子培養容器のその後【一週間後】

目次

カビが発生した培養容器

この写真の左側の容器にカビが発生しています。

拡大するとこんな感じ。若干白くなっている部分にカビが発生しています。

カビ退治の主な方法

方法①除菌液を散布する

除菌液として使用しているものは下記の3つです。最近は次亜塩素酸ナトリウム溶液を使用することが多いです。

・次亜塩素酸ナトリウム溶液

今回は次亜塩素酸ナトリウム溶液を使用した殺菌を行いました。作り方等は後述します。

・ベンレート

植物用の殺菌剤です。

・ダイソーの除菌スプレー

このダイソーの除菌液、中身は次亜塩素酸ナトリウム溶液のようです。

殺菌効果については折り紙付き。

下記の記事がとても興味深かったのでリンクを貼っておきます。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/553433/

方法②カビが発生した部分を取り除く

スプーンなどでカビが発生した部分を取り除きます。

0.05%の次亜塩素酸ナトリウム溶液の作り方

私は市販のミルトンを使用しています。

市販のミルトンの濃度は1%のためこれを20倍に希釈します。(100mlの次亜塩素酸ナトリウム溶液を作る場合は、5mlのミルトンに95mlの水を加えます)

商品の濃度によって、希釈する倍率を調整してください。

除菌していく

作成した除菌液を、霧吹きで容器に2〜3プッシュ程度吹きかけます。

吹きかけたら、蓋をして放置。

霧吹きは下記のものがオススメ。使い倒して、現在2台目のものをリピートして使用しています。

注意点

次亜塩素酸ナトリウム溶液は弱アルカリ性です。

ビカクシダの成長に最適なphは弱酸性と言われているため、使いすぎると成長に影響が出る可能性があります。

私はカビ発生時は2〜3プッシュ程度散布しています。

播種直後に予防として散布する際は1〜2プッシュ程度を散布しています。

※今回比較実験に使用している培養容器の播種時には、あえて殺菌液の散布は行っていません。

まとめ

通常はこの方法で早期に対策をした場合は、カビが治ってくれるのですが、今回はどうなるか。

実は、この容器、

【ビカクシダの胞子培養】培地による成長比較実験やってみた

の実験中の容器です。

次回の記事で、カビ発生の原因について考えてみます。

一週間後の様子はこちら→カビが発生した胞子培養容器のその後【一週間後】

それでは、また。

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