こんにちは!トナカイノツノのてんです。
先日、ビカクシダに最適な肥料を見つけるべく比較実験を始めました。
↓2022.5.15実験開始
実験開始から1か月が経過したので、現在の様子をシェアしていこうと思います。

まずは実験の内容と比較する肥料の紹介をしていきます。
比較する肥料
今回比較する肥料は、
- THE COMPOST(バンクスコレクション)
- マイガーデンベジフル
- 肥料なし
こちらの2つの肥料と、肥料なしの3つの条件を比較していきます。


THE COMPOST(ザ コンポスト)とは?
「株式会社BANKSコレクション」という会社から発売されている有機肥料です。
NHKの趣味の園芸にも出演されている、「熱帯植物栽培家」の杉山拓巳氏が監修して作られています。



インスタライブやユーチューブなどで「村長」として親しまれている愉快な方です。
元々インスタで「この肥料がすごいよ!」と教えていただき、半信半疑で使い始めたのですが、確かに根張りが明らかによくなりました。
成長速度も速くなっている実感があります。
今回は実際に比較するとどのくらいの違いが出るのかが気になったのでこの比較実験にエントリーです。
マイガーデンベジフルとは?
「住友化学園芸株式会社」から発売されている、指定配合肥料です。



ベニカやオルトラン、発根促進剤のルートンなどが有名。
住友化学園芸さんの園芸資材には日ごろからお世話になっています。
栄養素の比率が、窒素7:リン酸7:カリ10:マグネシウム1.5となっており、根っこを育てるカリの割合が多めになっています。
「温度対応溶出技術」が採用されており、土壌の温度変化や植物の生育に合わせて溶け出す量が調整されています。
THE COMPOSTを使い始める前から使用しています。
比較実験の方法
比較実験の方法はシンプル。
P.hillil ‘raijin’の同じくらいの胞子培養苗を板付にして、今後の成長を見守ります。
↓2022.5.15


コンポストとベジフルは大体ひとつまみ(1~2グラム)程度を元肥として水苔の中に入れています。
それぞれの板付直後の状態を確認しておきます。
コンポスト入り




ベジフル入り




肥料なし




どの子もまだまだだいぶ小さいです。
LEDや、多湿環境の環境が整っていない場合はもう少し大きくなってからの板付推奨です。
板付から約1か月後の様子
板付から約一か月後の様子です。
↓2022.6.13


明らかにコンポスト入りの成長が早いです。
それぞれの株を比較しながら見ていきます。
コンポスト入り


大きめの胞子葉が1枚、中くらいの胞子葉が1枚展開しています。
もともとあった胞子葉も大きくなっています。
ベジフル入り


大きな胞子葉が1枚、小さな胞子葉が1枚展開しています。
もともとあった胞子葉の大きさはあまり変わっていません。
肥料なし


中くらいの胞子葉が1枚、小さな胞子葉が1枚展開しています。
もともとあった胞子葉が大きく成長しています。
1か月後の比較結果
今のところ板付から1か月しか経過していませんが、コンポスト入りの成長が明らかに早くなっています。
「THE COMPOSUT」については、先週までは品切れだったのですが、今日確認したら再販されていました。



急いで追加で2袋購入しました。
ベジフル入りと、肥料なしは同じくらいの成長具合です。
ベジフルは、気温が高くなってくると溶出量が増える肥料なので、まだ本格的に効果が発揮されていないのかもしれないです。
次回は2か月が経過したころに経過の観察をしていきたいと思います。
それでは、また。
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