こんにちは!トナカイノツノのてんです。
今回の内容は、ドワーフ種を大きく育ててみたというヘンテコな内容となっています。
P.willinckii ’jade girl’ (spore)(以下、JGS)の成長記録をつけつつ、この子を早く成長させるためにしている4つの工夫ついてシェアしていきます。
約1か月半前の様子
↓2022.4.23

約1か月半前の様子です。
JGSの魅力は何といってもこの小ぶりで多分岐なシルエット。
JGSらしいかわいい姿をしています。

赤ちゃんの手見たいでかわいい・・・。
現在の様子
そして現在の様子がこちら。
↓2022.6.14


約1か月半で見違える姿になりました。


私の手と比べてみるとこんな感じです。
大きくなったといってもほかのビカクシダに比べると全体的にはまだまだ小ぶりですね。


今のところJGSらしからぬ立葉具合です。


分岐も多めで、切れ込みの深さもきれい。


成長点ももふっと元気に出てきています。
成長が遅めといわれているドワーフ種にしてはなかなかの成長具合ではないでしょうか。
早く成長させるためにしたこと
早く成長させるためにしたことは、下記の4つ。
- 肥料「THE COMPOST」を与えた。
- 余分な胞子葉の選定をした。
- 光の当たる時間を長くした。
- 水やりを甘めにした。
肥料「THE COMPOST」を与えた。


貯水葉の上についている袋には、肥料「THE COMPOST」が入っています。
「THE COMPOST」は植物を大きく育てる効果があるので、株をコンパクトに育てたい場合には向いていませんが、今まで使用してきた経験から、大きく成長させたい場合には効果絶大です。
胞子葉が大きくなることで、光合成をおこなえる面積が大きくなるので、今後加速度的に成長速度が速くなると思います。


余分な胞子葉の剪定。
ほとんどの種類のビカクシダは春から秋にかけて、生育が旺盛になります。
この時期に下葉を剪定することで、成長するための栄養が新しい葉に供給されるようになり、成長が促進されます。
・剪定のし過ぎは調子を崩す原因になるので注意!
光の当たる時間を長くした。
我が家では、室内管理の株は夜19時から朝8時までの13時間LEDを照射しています。


この室内でのLDEに加えて、日中はベランダに移動させることで、光に当たる時間を約18時間にしています。
日照時間については諸説ありますが、私の環境ではこのくらいの時間光に充てても調子が良いです。
水やりを甘めに
ビカクシダ用語なのかもしれませんが、水やりの頻度の表現を甘め(多め)、辛め(少なめ)と表現します。
基本的に、胞子葉を大きく育てたい場合には甘め、ガチっと肉厚に育てたい場合は辛めに管理をします。



特に貯水葉の展開中は甘目に管理すると早く成長するようにあります。
JGSは早く育てたかったので甘目に管理しました。
甘目とはどのくらいかというと、水苔の下の部分が「少し湿ってる」くらいのタイミングで水やりをしています。
早く育てるための工夫をしている理由
本来ドワーフ種であるJGS。
そのJGSを私がなぜ大きく育てているかというと、



ドワーフ種の胞子培養をしてみたい!
つまり、早く成長して胞子をつけてほしいのです。
ドワーフ種の胞子培養をして、さらに小さい個体を選抜する。
そんな楽しい作業ができる日を夢見てこれからもこの子を育てていきます。
ドワーフ種の胞子持ってるぜって方は、ぜひインスタのDMからご一報ください。
それでは、また。
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