胞子培養に最適?!ジフィーセブンの中身について考えてみた。

こんにちは!トナカイノツノのてんです。

今回は、ビカクシダの胞子培養の培地比較実験を行った結果、ジフィーセブンの成績がとても良いので、原材料について考えてみました。

培地による比較実験の記事はこちら

 →【培地比較実験】38日目

 →【培地比較実験】27日目 カビが発生!

 →【培地比較実験】ビカクシダの胞子培養

時間が経つにつれて成長に差が出てきています。

それでは早速中身を見ていきます。

目次

ジフィーセブンの中身

ピートモス

ピートモス とは、ミズゴケ類などの蘚苔類、ヨシ、スゲ、ヌマガヤ、ヤナギなどの植物が堆積し、腐植化した泥炭を脱水、粉砕、選別したもの。農業、園芸用土、もしくは土壌改良材として用いられる。

ウィキペディア

培養土によく含まれているメジャーな用土ですね。

保水性、保肥力が高く、phは酸性です。

ヤシ繊維

ココナッツの繊維を乾燥させたもので、おそらくココピートなどと同じようなものだと思います。

初期生育肥料

詳細は不明ですが、窒素、リン酸、カリ等の栄養素が含まれているものと思われます。

基本的な栄養素お話については、ジフィーセブンを作っている会社のサカタノタネさんのホームページに記載がありましたので、リンクを貼っておきます。

 https://sakata-tsushin.com/yomimono/rensai/premium/essay_yoshida/20190219_007733.html

微量要素

こちらはも詳細は不明。

微量要素にはマンガン、ほう素、鉄、銅、亜鉛、モリブデンなどがありますので、これらが含まれているものと思われます。

ph調整剤

ph(ペーハー)は、すごく簡単にいうと、酸性とアルカリ性のバランスを表したものです。

ビカクシダに最適なphは、弱酸性と言われているので、ジフィーセブンは3.0 〜 6.0程度のphに調整されていると思われます。

まとめ

結果、中身についての詳細は不明ですが、比較実験は100均培地とジフィーセブンで行い、ジフィーセブンの方が成績が良かったことを考えると、更に栄養素を増やすとどうなるのか気になります。

肥料が多すぎると植物が、根の成長が抑制されたり、暑さや蒸れに弱くなったりすることもあるので、注意は必要です。

実は、培地比較実験で使用している培地は、どちらも私のオリジナルの配合で栄養素等を追加しています。

配合しているものの一部は胞子培養についての記事で紹介しています。

【まとめ】ビカクシダの胞子培養のやり方

栄養を追加しているにも関わらずジフィーの方が成長が早いことから考えると、まだ栄養素を増やしても成長具合がアップするのでは?と考えています。

そしてすでに、更に栄養を追加した培地で胞子培養も開始しております。

そちらの内容も今後記事にしていきたいと思います。

更に、胞子培養に最適な環境を求めて試行錯誤していきます。

それでは、また。

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