胞子培養と同じ環境で子株の養生をしてみた結果。

こんにちは!トナカイノツノのてんです。

今回は、胞子培養と同じ環境で養生をしていた子株のその後についてシェアしていきます。

養生方法についてはこちらの記事で紹介しています。

ビカクシダの株分けの時期と、子株の養生方法。

てん
てん

結論から言うと失敗!

原因と改善策を考えてみます。

目次

現在の状況

上の子は順調のように見えるのですが、下の子が、黒く変色してきました。

これは蒸れによるものだと思われます。

問題点

・多湿

培養容器の中の湿度はほぼ100%です。

胞子から培養した、前葉体や胞子体であれば湿度100%でも問題ないのですが、常湿で成長した子株にとっては、湿度が高すぎて対応できなかったのだと思います。

・無風

蒸れは多湿+高温で起こります。空気の循環がなかったため蒸れが発生したものと思われます。

・温度

室温は最高でも28度程度です。容器内の温度までは測定していなかったのですが、温度が上がりすぎている可能性があります。

改善策

・多湿

現在は容器の蓋を外して常湿での管理に移行しています。

・無風

培養容器を置いている場所は、ライト点灯時にはサーキュレーターを回しています。

蓋を外すことで無風については、解消されました。

・温度

蓋を外すことで容器内で温度が上がることは防げると思います。

ただ、本当に胞子培養をしている方の容器は蓋を開けて管理することはできないので、容器内の温度を測定して、別途改善する必要があるかもしれません。

まとめ

思いつきでやってみた胞子培養容器での子株養生でしたが、そんなにあまにあまいものではありませんでした。

子株の培養容器については環境を改善したので、このまま様子を見ていこうと思います。

しかし、胞子培養容器の環境に懸念点が発生してしまいました。

改善策を考えねば…。

それでは、また。

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